足もとを見つめる
外に、ばかり目が行き、自分の足元を観ないことがあります。
問題の解決策は、自分が持っているのにも関わらず、
外ばかり眼が生き、遠回りしてしまいます。
まずは、自分をしっかり見つめる。
足元を照らし続けることです。
脚下を照顧せよ。
長野県円福寺のご住職で「おっしゃん」と呼ばれ親しまれていたお坊様がいらっしゃいました。
藤本幸邦老師です。
難しいことを解かりやすくお伝えくださる方です。
脚下照顧を解かりやすくした詩を残してくださいました。
「はきものをそろえる。
はきものをそろえると心もそろう。
心がそろうとはきものもそろう。
ぬぐときに、そろえておくとはくときに、心がみだれない。
だれかが、みだしておいたら、だまって、そろえておいてあげよう。
そうすればきっと、世界中の人の心もそろうでしょう」