自燈明
お釈迦様は
自らの死期に気づき「余命は、3か月だ」と弟子たちに告げました
ずっとそばについていたアーナンダは
大きなショックを受けました
アーナンダは、まだ悟りを開くことができていなかったのです
お釈迦様が、生きている間になんとか悟りを開きたい、そう強く願いしました
ある時お釈迦様にアーナンダは、問いました
「お釈迦様、私はこれまで御傍にいて、お釈迦様を頼りに生きてきました
お釈迦様亡き後、何を頼りに生きていけばいいのでしょうか?」
お釈迦様は答えました。
「自らの灯を頼りに生きていきなさい」
お釈迦様の教えは
自分の中にある灯を見つけ
自分の灯を頼りに生きていくことです
自分の灯を残すことなく使い切りたいものです