絶対絶対絶対絶対あきらめない
「十二番目の天使」の主人公、ティモシーが、口癖のように言う言葉だ。
ただ、あきらめないのではない、絶対絶対絶対絶対あきらめなのだ。
ティモシーは、運動が苦手な小さな男の子。リトルリーグのお荷物だ。
でも、彼は、どんな状況でも明るく大きな声で言い続ける。
「絶対絶対絶対絶対、諦めるな!
我々は、毎日少しずつよくなっている!」
試合の勝ち負けではなく、チームのメンバーもコーチも、彼に勇気づけられるのだ。
最後の最後まで、諦めないティモシー。
私は、この小説を電車の中で読むことが出来ない。なぜなら、声を上げて泣きそうになるからだ。
あきらめない。
沢山の人が、私たちに伝えてくれている。
どんな長い道のりでも、諦めずに一歩ずつ歩を進めれば、いつかが、目的地にたどり着く。
毎日、少しずつでも歩を進めるだけでいいのだ。
毎日、少しずつ階段を上れば、いつの間にか高みに立っている自分に気づく。
見上げるような頂を制覇するのも、できることは一歩踏み出すだけ。
あきらめない限り
あきらめない限り
いつかは、たどり着くのだ
私は、本当にあきらめの悪い男だ。