御花畑駅から慈眼寺までは138歩

慈眼寺の最寄り駅は秩父鉄道の御花畑駅です。

この駅舎は、私の子どものころから変わっておりませんが、国の登録文化財になっております。

 

高校の3年間、私はここから通いました。

駅の踏切の音で目を覚まし、着替えて電車に飛び乗ったという記録があります(笑)。

つまり、御花畑駅から慈眼寺まではそれほど近いということなのです。

 

今でも覚えているのですが、とてつもなく寒い日がありました。

私が高校生のころから、駅のホームには寒暖計があってそれを毎日見ておりましたが、その日は何と、マイナス17度だったのです。

電車に乗っても、どこまで行っても暖まらない、そんな1日でした。

 

御花畑駅を出るとすぐにお蕎麦屋さんがあるのですが、とてもおいしいのでぜひ食べてみてください。

しばらく歩きますと、団子坂があります。

ここは、秩父夜祭の時に秩父神社から出た山車や笠鉾が登っていく、最大のクライマックスとなる場所です。

 

よく「御花畑駅って駅を降りるとお花畑があるんですか?」と聞かれますが、どこにもありません。

その昔、お寺に住んでた尼さんがこの一帯にお花を植えていたというお話が伝わっています。

おそらく、大正時代に秩父鉄道が敷かれるまで、お花畑だったと思います。

それで「御花畑駅」という駅名になったということを聞いたことがございます。

 

御花畑駅の改札から、私の足で138歩、もう少し歩幅が広い人ですと126歩です。

1分程度の短い道のりですから、ぜひみなさんもお参りください。

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