欣求の志
欣求の志の切なるべきあり
たとえば、重き宝を盗まんと思い
強き敵をうたんと思い
高き色にあわんと思うこころのある人は
ことにふれ、おりにしたがって
種々のことは、かわり来たるとも
こころにかけてあれば
あながちそれを
とげずということなかりけり
「正法眼蔵随聞記」
道元禅師も示されています。
まずは、志だと。
ただの志ではなく、
欣求の志だと。
寝ても覚めても志を思い続けることができれば
その志は、必ず遂げることができるとお示しになっています。
欣求の志