やめました
昭和62年、28歳の時にこちらに帰ってきました。
28歳というと、普通はみなさんバリバリ働いている年代です。
しかし私は何もできないし、何も知らないわけです。
それで、その年の9月から簿記の学校に行き始めたのです。
「何で簿記の学校なんて行くんだろう」と思うでしょう?
それは東京にいたかったからなのです(笑)。
週3回、週4回と東京に行って、簿記の学校に通ったのです。
「せっかく東京に行くのだから、ついでに何かしよう」と思って、ボーカル教室にも通い始めました。
「簿記の学校に行きつつ……」という言い訳をして、ボーカル教室ではジャズ・ボーカルのレッスン、さらにはピアノ教室にも通っていたのです。
しかし簿記の学校で3級、2級と受かったことで簿記にハマってしまい、「よし、このままやるぞ!」と思って1級にも受かりました。
「じゃあ税理士試験も受けようかな」と思ったのですけれども、よく考えてみるとお寺にはあまり関係ありませんから、それはやめました。