お寺の山門の入り方
今回はお寺の山門の入り方についてお話しします
山門に入る時には、中央を通らずに山門の左側から入るようにしてください。
また、山門には左足から入るというのが正しいお参りの仕方になっています。
中央を通っていいのは、そのお寺のご住職、あるいは賓客だけなのです。
そのために中央は空けておかなくてはいけません。
なぜ左側を通るのかというと、私たちお坊さんは左側に御袈裟を掛けているからです。
右側を通ると、お坊さん同士がすれ違う時に御袈裟が触れ合ってしまいます。
これを避けるために左側を通るようになっているわけです。
これはどこのお寺さんに行かれても同じです。
みなさんも山門に入る時には中央は遠慮して、左側から入るようにしてください。