お坊さんの服って暑くないの?
夏になりますと、「ご住職、暑くないんですか?」とよく聞かれます。
もちろん暑いです(笑)。
いわゆる下着、それから襦袢、着物などで4枚着ていることになるのですが、面白いことに、着てしまえば暑さは平気なのです。
お盆の時にはずっと外に出ているのは大丈夫なのですが、逆にクーラーで体が冷えて、また外で汗をかくという繰り返しが疲れてしまうわけです。
日陰で風が流れているところがあれば、その方が楽なのです。
ここ数年はコロナで棚経に行くことは少なくなりましたが、お勤めした後にお菓子や冷たい飲み物が出てまいります。
それがあちこちで繰り返されると、私のお腹はもうパンパンになってしまうのです(笑)。
このブログを見ているお檀家様、申し訳ございませんが、私もそろそろ60過ぎです。
エアコンがかかっているのはありがたいのですが、お茶は少しだけで遠慮させていただきたいなと思います。
学生のころは「出されたものはみんな食べなきゃ」と思い込んでいましたから、お盆は毎年体を壊していました。
いくつであっても食べ過ぎ、飲み過ぎはいけません。
お坊さんも、もちろん暑さを感じます。
しかし、自然の涼しさがあれば心地よく過ごせるという、今日のお話でした。