自分のことが最も分からないのが『自分』
自分のことが最も分からないのが、自分です。
自分の背中を自分で見ることができません。
でも自分以外の人なら、私の背中を見れます。
自分の顔を自分で直接見ることができません。
鏡に写った姿しか見ることができないのです。
でも自分以外の人なら、私の顔が見れます。
自分の声も自分で直接聞くことができません。
外で鳴っている音と骨を伝わって鳴っている音が合わさった音を聞いています。
だから録音した声を聞くと違和感がありますよね。
でも自分以外の人なら、私の声が聞けます。
そう考えてみると、自分の目も耳も鼻も体も心も、自分では直接見れないことに気づきます。
あなたがもし、自分のことをよく知りたいのなら、「他人」から教えてもらうことが必要なのです。
人によって感じ方が違うから、人によって伝わってくる内容が異なります。

たくさんの人に逢って、たくさんの自分を教えてもらえばいいのです。
その中から、だんだん自分がぼんやりと見えてきます。
おすすめは今までたくさん人に逢ってきた『一流の人』と逢うことです。
たくさんの人に逢って、たくさんの人に教えてきた師と出逢うことができれば、自分を掴むヒントに気づくことができるでしょう。
自分のことが知りたければ、多くの人と逢うことで少しずつ自分が分かってきます。
そして本来の自己と知りたい自分が一致した時、『本当の自分』になるのです。
本当の自分に出会えたら、さらに自己を掘り下げ続ければいいのです。
人間を深めるためには自己を掘り下げることと多くの人・・・しかも一流の師と逢うことが必須なのです。