秋の特別御朱印「幸せ猫のお月見」頒布のお知らせ
慈眼寺の特別御朱印、秋の限定版がいよいよ登場します。
今回は、観音様と薬師様の2種類をご用意いたしました。
慈眼寺で暮らす星の模様の猫、リリーが幸せの月を見ているというデザインでございます。
実はこちらの御朱印は、東秩父の小川町で作られている「細川紙」という和紙に、1つ1つ判を押して作っております。
印刷だと思われる方が多いのですが、そうではありません。
月というのは生活のリズムを整える大事なものでありまして、人間は月の影響を知らないうちに受けています。
昔の暦は太陽暦ではなく太陰暦で、月の満ち欠けに基づいておりました。
今、暦はそれほど大事にしませんが、暦を見て日を選ぶのはお坊さんの役目だったのです。
何かしらの行事が行われる際、お坊さんは暦を見て「じゃあ、この日にしなさい」ということをやっていたのです。
太陽の光を受けて、時には輝き、時には欠ける。
そんな月というのは、生きる上でとても大切な存在だなと私は思っております。
そういうことをイメージして作った、限定デザインの御朱印を9月1日からお分けしますので、ぜひ慈眼寺においでいただいてお求めください。
もちろん、郵送のお申し込みも受け付けております。
幸せの一文字写経もお付けしておりますので、ぜひお申し込みください。