薬師如来特別限定御朱印12神将シリーズ(その1)
今回は、薬師如来の御朱印の隣に描いてある、毘羯羅大将(びからたいしょう)についてお話します。
薬師様をお守りする、また皆さんをお守りくださる12人の仏様がいらっしゃいます。
毘羯羅大将がまず最初に鎮座ましましているわけですけれども、毘羯羅大将の頭のところにはネズミが祀られています。
つまり、子年、または子の刻、子の方角をお祀りくださる仏様です。
子年というと、皆さんは12支のことはすぐ分かりますけれども、子の刻、子の方角は「どこだ?」となってしまうと思います。
これは大体、11時から1時ごろ、そして北の方角です。
北には北斗七星があって、いろいろな意味で吉兆と言われております。
そのような、時が始まるとき、または方角が始まるときをお守りくださる仏様です。
この御朱印をお持ちいただいた方は、子年を守ってくださるだけではなく、子の方角、子の時もいいことがあるのだと思い描いていただいて、大切にしてください。