質問と想像

ただ、漫然と考え事をしていても、考えはまとまらないものです。思索の時間として静かな時間を持つことは、大切ですが、ただ、何となく考えることを脳は得意としていないようです。

 

テーマを絞り、自らに問う適切な質問を探ります。この質問によって、導き出される答えが変わるのです。適切な質問を探し出すことがとても大事です。

 

アインシュタインが、ことばを残しています。

「もし人生が残り60分だとしたら、私は、55分を適切な質問を見つけるために使うだろう」

 

 

過去の自分が抱いている常識や経験からの問いでは、新たなアイディアや企画を生み出すこともありません。

 

今まで、考えてこともない、経験したこともない、テーマ、分野について、質問をしてみると脳は、面白い想像をしてくれます。

 

この質問と想像が、人類の歴史を塗り替えてきたのです。

 

鳥は空を飛べる。どうして人は飛べないのだろう?どうしたら、空を飛べるのだろう?と質問をした人がいたのです。そして、空を飛んでいる姿を想像したのです。さらに、実際に動き出した人がいたのです。ついに、人類は、飛行機を発明したのです。

 

はじめは、単純な質問、疑問と想像、そして、できあがった時の様子を妄想したのです。妄想が人類をa進歩させてきたと言えます。

 

好奇心の強い妄想ばかりしている人が、たくさんのアイディアを生み出します。それを形にするのが、得意な人との出会いが、画期的な発明となったのでしょう。

 

新しいアイディアは、今まである物の組み合わせによって生まれます。0から、全く新しい物が生み出されたわけではありません。

 

自分の中のデータベースを常に新鮮に保つことが大切です。

それは、本を読むこと、人と逢うこと、本物と触れること。脳は、一気に活性化します。

 

 

自分への質問が、未来を創造するのです。

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