迷いの時には
どんな立場の人でも迷いはあります。
迷っていることを恥じてしまう自分がいますが、そうでは、ないようです。
「迷を大悟するは、諸仏なり。悟を大迷するは、衆生なり。」
道元禅師の言葉です。
迷っている時には、ひたすら迷っていいのです。
迷いと一体となってしまうのが、仏なのです。
悟りを追い求めて、迷うのが、私たち凡夫なのです。
坐禅の時には、坐禅をする。
食事の時には、食事をする。
仕事の時には、仕事をする。
迷いの時には、ただ迷う。
すると不思議なんですね。
すーっと楽になる時が、必ず来るんです。