誰にでもできる優しいことを徹底的にやり続ける
誰にでもできるやさしいことを徹底的にやり続けると
誰にも真似のできない、唯一の価値になる
ただ、掃除をする。徹底的に掃除をする。
毎日毎日、掃除する
雨の日も風の日も、凍てつく雪の日も。
掃除をひたすらにする
10年、20年、30年。
誰もたどりつけない、領域にたどり着く。
「道」になる。
掃除を徹底的にやり続けて、掃除道にまで高めてしまったので、鍵山秀三郎さん。
たった一人で始めた会社の掃除は、どんどんどんどん広がり、「日本をきれいにする会」にまでになった。
さらに、ブラジル、ニューヨーク、中国、台湾にまで広がった。
掃除という誰でもできるやさしいことを、それこそ、誰にもできないほど、徹底的にやり続けた結果である。
毎日ハガキを出し続けている人がいる。それも毎日同じ6人の人に出し続けている。
相手の人を励まし、応援するためだ。
希望者が増えてしまったので、メールマガジンにした。
でも、6人には、出し続けている。
世界一なんじゃないの?
と言う声に、ギネス申請したそうだ。
すると質問が来た。
そのハガキは、宛名を手で書いているか?
消印が押してあるのか?などなど
同一人物に応援の手紙を出し続けた人は、他にもいた。
その人が、ギネス世界一に登録されていたのだ。
その人の名は、ゲーテ。
ゲーテが、ギネス認定の同一人に応援の手紙を出し続けた人だった。
6人にハガキを出し続けている人は、申請を取り下げた。世界の文豪の記録を塗り替えてしまっては申し訳ないと。
20年以上、6人の経営者に応援のハガキを出し続けている人とは、福島正伸さん。
私の師匠である。
一つのことを徹底的にやり続ける事って、実は、自分への挑戦なんだよね。
挑む先は、相手ではなく、自分。
自分に挑戦し続けることができるから、ずっとやりつづけることができるんだろうな。
その人にしか出せない、唯一無二の価値とは、大きな物でも金額のはる物でもない。
自分の価値にまだ気づいていない人は、ずっと続けられることを
ただひたすら、やり続けることで、唯一無二の価値に出会うことができるかもしれない。