秩父札所十三番住職 南泉和尚

南泉和尚のブログ

住職が語る新年の目標

2022年2月7日

「1年の計は元旦にあり」ということで、元旦にいろいろな計画を立て、そして「今年1年このように過ごそう」と考えている方が多いと思います。

私もそうしたことがあります。

 

さて、365日経って大晦日、「今年1年どうだったかな」と振り返った人が一体何人いたのでしょうか。

たとえ振り返ることができたとしても、元旦に立てたいろいろな目標や計画を覚えている人は一体何人いるのでしょうか。

ほとんどいないと思います。

 

やはり、目標や計画を立てるということはすごく大切です。

そして、それを実践するために行動することもまた大切なことです。

私もそういうことを感じて実践し、また人にもお話をするということをやってきました。

「目標を立てて、ゴールを決めて、目的を決めて行動するんだ。Goal、Purpose、Action、GPAの法則だ」とやった結果、達成されたこともたくさんあります。

 

ところが、特に去年辺りから「目標を立てるのをやめよう」「目標は立ちなくてもいいんじゃないか」というふうに、心境の変化がありました。

そして「目標や目的がない行動をするということが、実は大切なんじゃないか」ということに気が付いてきたわけです。

 

しかし、最初からそれではダメなのです。

やはり目標を立てて、目標を達成するために行動をする、その次に何かがあるのではないかなと思います。

このブログをお読みのあなたが、目標を立てて、その目標を達成し、その後どうしようかなとかと考えた経験がなければ、ぜひしっかりと目標を立てて、行動して結果を出すということに取り組んでほしいのです。

 

実は、目標も目的もない毎日を暮してみると、これがなかなか味わい深いなというふうに感じております。

ですから、新年に計画は立てておりません。

 

もう1つ、毎日を過ごすうえで大事なのが「これをしよう」と思ったら、「いつやるか」を決めることです。

せっかく1年の計画を決めても、それをいつやるかを決めていないからできないわけです。

「いつやるか」、そして「どういうふうにしたか」ということを心掛けて毎日を過ごすということが大事になります。

 

1日は24時間しかありませんし、動ける時間は限られていますから「今日これをやる」と決めたら、何時にやるかを決めます。

そしてまた目が目覚めたら、同じように「今日は何をする」「これを何時にやる」と決める、この繰り返しなのかなという気がしております。

 

積み重ねていると結果は出ます。

そうしたら、結果については良い悪いと判断しないで、「ああ、私はこういうふうなことになったな」と感じるだけでいいのです。

 

そのように今年1年も過ごしていきたいなというふうに考えています。

私にも「こんなお寺にしたい」という、漠然とした目的も理念もあるわけです。

しかし、あまりそれに囚われないようにしたいという心境でおります。

 

令和4年、2022年も今を第一に過ごしてまいります。

今年も毎日をハッピーにできるよう、皆さんにヒントを届けてまいりますので、どうぞこのブログをお楽しみください。