秩父札所十三番住職 南泉和尚

南泉和尚のブログ

御朱印の正しいもらい方

2022年7月8日

今回は御朱印をいただく時の作法についてお話しします。

御朱印を希望する人がたくさん増えておりまして、「御朱印ください」「御朱印をお願いします」とお参りに来られます。

しかし、まだまだ作法をご存知ない方がいらっしゃいます。

 

知らないよりは、知っていた方がいいです。

といいますのも、中にはそういったことに対して厳しく指導するお寺さんもあるからです。

そうすると、お互いが嫌な気持ちになってしまいます。

ですから、御朱印をいただく時の作法をぜひ覚えてください。

 

お寺へは山門から入ってきます。

山門から入る時の作法、お水を使う時の作法は以前のブログにありますので、そちらをご覧ください。

そうすると、「ああ、そうなんだ」ということに気が付くと思います。

 

では、御朱印をどういただくかというと、ほとんどのお寺には「御朱印所」あるいは「納経所」と書かれた場所があります。

山門から入ってすぐ納経所に向かい「御朱印いただけますか。私はお参りしてきますから預けておきます」という方がいるのですけれども、これは良くありません。

「なぜ御朱印をいただけるのか」ということをご理解いただければ、正しい順番が分かります。

 

まず山門から入られましたら、口をそそいで身を整え、御本尊様である観音様にまずお参りをします。

そして、できればお経を唱えてください。

ほとんどの秩父の札所には「おん あろりきや そわか」という御真言が書いてあります。

 

ろうそくとお線香をつけて、鰐口をたたいて、手を合わせて「おん あろりきや そわか」「おん あろりきや そわか」「おん あろりきや そわか」と、最低ここまでしていただければ結構です。

正式には般若心経や観音経を読むわけですけれども、なかなかハードルが高いのでそれはできなくていいのです。

 

本当は、お経を納めた、お経をお唱えした、その証として御朱印をいただくわけです。

ここが分かりますと、御朱印はただ単にお寺に行った記念ではなくなります。

御朱印を見返すことでそれぞれのお堂や観音様のことを思い出し、身も心も清らかにしてハッピーな生活につなげてください。

 

このような御朱印をいただく作法を頭に入れておいていただけると、お寺や神社にお参りをして御朱印をいただくことのありがたさをもっと感じることができると思います。


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