秩父札所十三番住職 南泉和尚

南泉和尚のブログ

御朱印の意味

2021年9月1日

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札所には大体、納札入れ(おさめふだいれ)という箱が置いてあります。

そこに自分のお名前を書いた納札(おさめふだ)を入れておくと、「お参りしたよ」という証になるわけです。

 

今は納札は紙になっていますけれども、江戸時代は木で作られていました。

この木を、どうしたかというと、札所の16番さんに札堂というお堂があって、そこにこのお札を打ち付けたわけです。

お札を納めて、お経を唱え、「あなたはちゃんとお参りしたね。あなたはそのように善行を積みましたね」という証が御朱印なのです。

 

今の時代はどちらかというと「この御朱印が欲しい」みたいな感じになっています。

しかし、お参りをした証が御朱印なわけですから、お参りをしないのに「御朱印だけください」というのは、元々の意味からすると少し違うのです。

 

そこをご理解いただくと、それぞれのお寺にお参りをする時、皆さんの心構えも変わってくるのではないでしょうか。

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