秩父札所十三番住職 南泉和尚

南泉和尚のブログ

善光寺の御開帳

2022年7月11日

先日、善光寺の御開帳に行ってまいりました。

われわれのように60を過ぎている年代には「牛に引かれて善光寺」という刷り込まれたフレーズがありますけれども、若い人たちはあまりご存知ないようです。

 

観音様の前に立っている御本尊様を御前立ち(おまえだち)御本尊と言うのですけれども、善光寺の御開帳は、御前立ちの御本尊が7年に一度開く御開帳なのです。

つまり元々の御本尊様は開かないわけです。

 

私たちが行った時もたくさんの方がお参りに来ていましたが、地元の人は「こんなに人が少ない御開帳は初めてだ」と言っておりました。

回向柱が立っていて、そこに右手で触れてから御堂に入っていくのですけれども、御堂の中にも人がたくさんいました。

 

もう1つすごかったのが御朱印を求める人の列です。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、善光寺には天台宗と浄土宗、それぞれのお寺があります。

私は天台宗の御朱印が欲しくて10分ほど並びました。

 

そうしたら、まず受付専用の人がおりました。

そこで御朱印帳を出したら、番号札を渡されて「30分ほどかかります」と言われました。

これでは集合時間に間に合わないということで、紙でもらったわけです。

 

中をのぞくと、書きもの担当の人、判を押す担当の人がおりました。

それでも30分かかるということですから、これは秩父の総開帳の時の参考になるなと思いました。

 

令和8年の秩父の札所総開帳は12年に一度です。

善光寺さんと同じように鰐口のところからお参りするのではなく、中に上がっていただいて、扉を開けた観音様のお顔をお参りしていただきたいと考えていますので、ぜひ皆さんお参りしてください。

 

今年から本格的に行政や観光協会、商工会や商工会議所、それから鉄道やバス、タクシー、旅館とつながって、多くの方に秩父を好きになってもらい、観音様とのご縁を結んでいただけるように取り組んでまいります。