
靴をそろえ いすをしまう
靴を揃え、椅子をしまう、是が躾の三原則の三つ目だ。 一見、別々に思えるが、靴を揃えることと椅子をしまうことは、同じ事なのだ。必ず自分の後ろを振り返ること、やりっ放しにしないことの教えだ。 意識 […]

なにげなくやならい
禅宗本山の生活では、日常のあらゆる行いにお経を唱えます。例えば、お風呂に入る前は、「沐浴身体(もくよくしんたい)当願衆生(とうがんしゅじょう) 心身無垢(しんじんむく) 内外光潔(ないげこうけつ)(入浴するときは、多くの […]

人は他人しか幸せにできない
自分以外の人を幸せにするために、 自分が何をできるかを考えて行動してみる。 自分のことをまず手放そう。 「人は他人しか幸せにできない」 以前出会った西尾さんから学びました。 お釈迦様も同じこと […]

人と逢う
曹洞宗の開祖道元禅師は、教えを求めて人に逢いに行きました。 日本では、師と呼べる人と出逢うことがありませんでした。 ついに、中国に渡ってまで人との出逢いを求めました。 ようやく、師と仰ぐ人と出逢いました。 […]

雨でも石に穴を開ける
奈良時代の僧、明詮法師は、10歳の時、奈良の元興寺に入りました。 ところが、意欲はあるのですが、なかなか理解ができず、先輩僧からは馬鹿にされていました。 さらに、明詮は、飽きっぽいため、辛い修行も最後まで辛抱できそうもあ […]

迷いの時には
どんな立場の人でも迷いはあります。 迷っていることを恥じてしまう自分がいますが、そうでは、ないようです。 「迷を大悟するは、諸仏なり。悟を大迷するは、衆生なり。」 道元禅師の言葉です。 迷って […]

さらに一歩進む
「百尺竿頭進一歩」(ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ)があります。 百尺とは、長さ。およそ30mほどの長さです。 竿は、物干しなどに使う、さおです。30mほどの竿の先にいても、さらに一歩を進めよ、ということです。 具 […]

明珠在掌(みょうじゅざいしょう)
明珠在掌(みょうじゅざいしょう)という言葉があります 明珠とは仏性をいいます 仏性とは、だれもが生まれながらに持っている仏の心です 仏性は、外にあるのではなく 手のひらにすでにあるのだということを この言葉は言っています […]

足もとを見つめる
外に、ばかり目が行き、自分の足元を観ないことがあります。 問題の解決策は、自分が持っているのにも関わらず、 外ばかり眼が生き、遠回りしてしまいます。 まずは、自分をしっかり見つめる。 足元を照らし続けることです。 脚下を […]