秩父札所十三番住職 南泉和尚

南泉和尚のブログ

呼吸と心と能力開発

2021年10月6日

私たちが修行を通して總持寺で学んできたことは、坐禅をして呼吸をゆっくりするということです。

そして、本を速く読むとか速く聴くという能力開発も、実は大前提が呼吸だったのです。

これは私にとってはすごく大きな発見でした。

 

その後、気功を教える先生が来られる機会があったので、そのコツを聞くと、やはり同じ呼吸だったのです。

つまり、座禅も呼吸、速聴も呼吸、速読も呼吸というわけです。

さらに私は、催眠や心理療法も習ったことがあるのですが、これらも呼吸と深い関わりがありました。

 

人間のいろいろなものを整えたり、力を発揮したりという部分の大きなベースとなっているのが、実は呼吸だったわけです。

「自分の心を整えよう」「心の調子が悪いな」「バランス崩れているな」というときは、1分でも5分でもいいので、とにかくゆっくりと呼吸を整えましょう。

 

それは足を組まなくてもいいのです、椅子に座っていてもいいのです、立っていてもいいのです。

呼吸を整えることが、心も体も整えていくということにつながるのです。