秩父札所十三番住職 南泉和尚

お釈迦様は言いました
(ブログ記事一覧)

慈眼寺の朝のおつとめ

毎朝、大体6時10分から15分ぐらいになりますと、ライブ配信をしている朝のおつとめが始まります。 「朝のおつとめって何をやってるの?」というご質問いただいたので、それについてお話しいたします。   曹洞宗のお寺 […]

慈眼寺の薬師堂

慈眼寺の薬師堂には「瑠璃殿」と書いてありますが、薬師瑠璃光如来がお祀りされているお堂です。 この慈眼寺の薬師瑠璃光如来は、別名「雨薬師」と言われています。   このお堂は明治11年の秩父の大火で焼失してしまった […]

自分探しの旅はいらない

ここ秩父は札所ですけれども、四国のお遍路さんに「じゃあお遍路さんに行って自分探しをします」と向かったり、若い子たちも「自分探しの旅に出ます」などと言っていますが、「自分探しの旅はするな」というのが今回のお話です。 &nb […]

ブレている自分を受け止めよう

皆さんよく「ブレない心を持ちたい」と言います。 目標を決めてずっと突き進んでいって、その目標を達成したことで「俺はブレない心になるんだ」と思っても、そのようなことはできません。 そもそもブレまくるのが自然なのです。 &n […]

どうして仏教には宗派があるの?

今回は、「住職、何で宗派ってあるんですか?」という質問をいただいたので、それにお答えします。   私も子どものころは「何で宗派なんてあるんだろう?」と、ずっと疑問でした。 父でもある師匠に「何で宗派なんかあるん […]

お釈迦様が据えた生老病死という4つのテーマ

自分の命がいつ生まれたのかということを考えて、頭が混乱しました。 受精卵の時なのか、母親の体内から生まれた時なのか、これはキリスト教的にも問題になっていますけれども、さてどうなのでしょうか? では、受精卵として生まれたの […]

あなたも菩薩

慈眼寺では、秩父こども園の子どもたちが月に一度お参りに来て、観音堂で園長先生のお話を聞く会というのをやっております。   ある葬儀でお勤めしていたところ、隣の保育園から子どもの声が聞こえてきました。 そして、こ […]

お坊さんが着ているもの

宗派によっては長いものや大きいのもあるのですが、曹洞宗のお坊さんが身に着けるもので絡子(らくす)というものがあります。 これはいろいろな布が縫い合わせられてできています。 実は、これを大きくするとお袈裟になるのです。 お […]

住職が語る映画、そして音楽

今回は、私の趣味についてお話します。 私は音楽が大好きです。 音楽も幅広くいろいろとあるのですけれども、うちは母親が音楽好きだったということもあって、いわゆる日本の伝統的な音楽を聴いていませんでした。 どちらかというとポ […]

大般若経理趣分

曹洞宗の場合、ご祈願をする時は太鼓を使います。 お経をあげる時に木魚を鳴らすのはご存知だと思うのですけれども、お祈りをする時、御祈願をする時、ご祈祷をする時には太鼓を使います。   そして、その時に使うのが大変 […]

秩父の100人

「世界を代表する100人」が発表されましたが、大リーグで大活躍の大谷翔平さんが日本人から選ばれました。 日本人としては、そのほかに大坂なおみさんと隈研吾さんが選ばれております。 正直言いまして、ほかの97人は誰だか調べて […]

殿鐘と木版

お寺には鳴らしものがあります。 もちろんお寺によって掲げてある場所は違うのですけれども、1つは「殿鐘(でんしょう)」と言います。 これで「法要が始まりますよ」という合図を知らせるわけです。 お寺は広いので、殿鐘(でんしょ […]

お焼香の仕方

時々、お寺に来てご本尊様の前で柏手を打つ人がいますが、これは神社様のお作法でございます。 お寺では基本的には手を合わせる、合掌だけです。 では、お寺では手をたたいてはいけないのかというと、そうでもないのですが、例外を言う […]

眠れぬ夜の御真言

今回は睡眠のことについてお話をします。 私は子どものころから鼻が悪くて、鼻が詰まるから鼻呼吸が苦手でした。 ですから、呼吸というのは口でするものだと思っていたのです。 ところが、呼吸というのは鼻でするものだと聞いたのは3 […]

薬師如来特別限定御朱印12神将シリーズ(その1)

今回は、薬師如来の御朱印の隣に描いてある、毘羯羅大将(びからたいしょう)についてお話します。   薬師様をお守りする、また皆さんをお守りくださる12人の仏様がいらっしゃいます。 毘羯羅大将がまず最初に鎮座ましま […]

渋沢栄一と青い目の人形

ついに、渋沢栄一さんが肖像になった1万円札の流通が始まりそうです。 渋沢栄一さんといえば、埼玉県の偉人として、また日本中にたくさんの企業がありますけれども、その礎を築いた実業家として有名です。   そして、ここ […]

パラリンピックを観て考えたこと

パラリンピックが始まりました。 毎日、障害を持った方々の全身全力のプレーに本当に心が動きます。 昨日(8月26日)は、両腕のない方が活躍している水泳、またそのクラスの人たちのリレーを見ました。 中国が圧倒的な強さで優勝し […]

まずは1分!簡単坐禅のススメ

もし時間があれば、朝5分の貴重な時間を作ってください。 5分間静かな時間を持って、呼吸を整えて、ゆっくりと吐いてゆっくりと吸うわけです。 鼻で吐いて鼻で吸う、それをゆっくり5分間、もし5分が長ければ、最初は1分でもいいの […]

お墓参りの心得

「お墓参りをどうすればいいんでしょうか?」 「お墓参りの作法みたいなものがあるんでしょうか?」 という質問をいただきますが、基本的にはあまりそういったことにこだわる必要はありません。 お花を供えて、お水を入れて、そしてそ […]

お仏壇の拝み方

今回のテーマは、お墓や仏壇のお参りの仕方、供養の仕方です。 仏壇というのは、それぞれのお寺のご本堂が小さくなって家にお祀りしているものです。 ですから、御堂には中心になる仏様がいらっしゃいます。 それぞれの御仏壇にも、何 […]

お坊さんと髪の毛

特に小さい子どもたちからよく聞かれるのが、「なんでお坊さんは坊主なの?髪の毛が短いの?」ということです。 そして「お坊さん、髪の毛ないの?」とも聞かれます。 いえ、髪の毛はあるのですが、剃っているのです。 これはなぜなの […]

13権者(その2)

医王上人は薬師如来です。 昔の人は、医学が今のように発達しているわけではありませんから、自分の体を治すのはなかなか難しかったわけです。 それで「どうすればいいんだ」となって、神や仏に祈る、またはいろいろな呪術師に祈っても […]

13権者(その1)

慈眼寺の経蔵の左右には、13体の仏様が祀られています。 この13権者という方々が、秩父の札所を始めたというお話が伝わっています。 文暦元年、1234年3月18日に秩父の札所を回って、33の観音霊場を定めたと言われているわ […]

呼吸と心と能力開発

私たちが修行を通して總持寺で学んできたことは、坐禅をして呼吸をゆっくりするということです。 そして、本を速く読むとか速く聴くという能力開発も、実は大前提が呼吸だったのです。 これは私にとってはすごく大きな発見でした。 & […]

住職のお買い物

大本山總持寺で3年間修行しました。 その間は坐禅を中心に生活をするのですけれども、坐禅をしていくと呼吸が深くなってくるという感覚を味わいました。   それで「お坊さんの修行中の脳波というのは、どうなっているのか […]

日本百観音

今回は、経蔵の中にお祀りされている2体の仏様、聖観音様と阿弥陀様についてお話をします。 慈眼寺の阿弥陀様は、実は江戸時代からある阿弥陀様です。 その中に古文書が入っていまして、ここには江戸の大仏師が彫ったという記録が残っ […]

傅大士は図書館長

経堂には仏像が3体お祀りされていますけれども、これは「傅大士」と言います。 実在した中国の方で、達磨さんのお弟子さんだと言われていますが、お坊さんではございません。   この方は、実はこの経蔵の守護神なのです。 […]

経蔵と輪蔵

この寺は2度火災に遭ったというお話をしました。 1度目が寛政、2度目が明治、もしかしたらその前にもあったかもしれませんけれども、寛政の火災の後で建てたのが、現在の経蔵です。   経蔵というのはお経の蔵で、ここに […]

御堂の修復

明治11年の火事の後、御堂の修復に22年かかったのには理由が2つあります。 1つは途中でお金がなくなったこと、もう1つは御堂の彫刻です。 御堂にはものすごく手の込んだ彫刻を施していて、そこにやはり時間とお金がかかりました […]

2度の火事

今回は、慈眼寺の歴史や建物についてご紹介します。   慈眼寺は1486年にできましたが、それまでは小さな観音堂を守っていたのです。 地域の人たちが集まって、そこで小さな観音様をお祀りしていました。   […]