秩父札所十三番住職 南泉和尚

お釈迦様は言いました
(ブログ記事一覧)

大般若経理趣分

曹洞宗の場合、ご祈願をする時は太鼓を使います。 お経をあげる時に木魚を鳴らすのはご存知だと思うのですけれども、お祈りをする時、御祈願をする時、ご祈祷をする時には太鼓を使います。   そして、その時に使うのが大変 […]

秩父の100人

「世界を代表する100人」が発表されましたが、大リーグで大活躍の大谷翔平さんが日本人から選ばれました。 日本人としては、そのほかに大坂なおみさんと隈研吾さんが選ばれております。 正直言いまして、ほかの97人は誰だか調べて […]

住職爆誕

今回は自己紹介という形でお話をさせていただきます。   私は柴原幸保と申します。 昭和34年(1959年)9月21日に生まれましたが、その日はまれに見る大きな台風だったそうです。 私はこの近くの産婆さんで生まれ […]

お経本

皆さんからよく「お経には何が書いてあるか分かんない。ちんぷんかんぷんだ」という声をいただきます。 お経には、お釈迦様が人々の悩みや質問に答えた内容が書かれているのです。 例えば「何で悪口を言っちゃいけないんですか?」とい […]

Let’s groove!

人生で思いもよらぬことに出会った時、皆さんはどうしますか? 良いことであれ、悪いことであれ、予測もつかないこと出会うと、大体はうろたえてしまいます。   しかし、自分の力ではないものに突き動かされている時は、乗 […]

眼茶って何?

今回は少し趣を変えまして、「眼茶」についてお話しします。 「眼茶」というのは、メグスリノキという木を使ったお茶です。 私もこの名前を初めて聞いた時は、「えっ、それって本当の名前なんですか?」と思いましたが、そういう面白い […]

呼吸と睡眠

「もうできない」と、自分で限界を決めてしまうことが結構あります。 本当に心や意識というのは不思議なもので、周りの人から「そういうもんだよ」と言われると、「ああ、そうだな」と受け止めてしまうのです。   人間の力 […]

お稲荷さん

慈眼寺の山門を入って右側にお稲荷さんがあります。 お稲荷さんというのは、もともとヒンドゥー教の中にあった荼枳尼天が仏教にも取り入れられて、お寺で祀られてきたものです。 そして陀枳尼尊天にも「オンシラバッタニリウンソワカ、 […]

花山法皇、白河法皇、良忠僧都、そして通観法印

花山天皇は退位をして、花山法皇というお坊さんになりました。 この花山法皇が、得道上人が埋めてしまったと言われているご朱印をまた見つけ出して、そして巡礼を始めたのです。 つまり、日本の巡礼が始まったのは、西国なのです。 で […]

喜捨

「何で、神社やお寺に行くとお賽銭を投げ入れるんでしょうか?」という質問をいただきました。 お賽銭というのは、自分を捨てる行為なのです。 お釈迦様が一番回数を説いているのは布施ですが、何のために布施をするのかというと、自分 […]

日々是好日

いろいろと「え~!何それ!」ということが起こります。 もちろん良いことも悪いこともあるのですが、その時に私たちはどうすればいいのでしょうか? 私はだんだん分かってきたのですけれども、本当は良いことも悪いこともないのです。 […]

仏性の中にいる

難しいことは、だんだん分かっていけばいいのです。 まずは簡単にできることから始めましょう。   最初から「般若心経を読まないと御朱印できません」と言ってしまったら、誰もやらなくなってしまいます。 ですから、まず […]

如来と菩薩、その違い

観音様とお釈迦様は、違うといえば違うし、同じだといえば同じ、これはどういうことなのでしょうか?   お釈迦様というのは実在のお父さんとお母さんがいて、実際に人として産まれて80年の生涯を歩んだ方です。 ゴータマ […]

観世音菩薩にお任せしましょう

例えば「病気が治るように」とか「事業がうまくいきますように」とか、要するに「何々をしてほしい」「何々してください」というお願いすることがよくあります。 実は、それはあまり正しくありません。 願い事も含めて、全部任せること […]

参拝の仕方

参拝する時には、大体参道の真ん中は通りません。 参道の左側を歩いていって、お線香が用意されている場合は、お線香をつけていただきます。 慈眼寺の場合はろうそくがお供えできるようになっていますが、大体どこの札所、あるいは巡礼 […]

御手水(おちょうず)の使い方

お寺でも神社でも、門を入ると大体すぐに「御手水(おちょうず)」という水が用意されています。 これは「身と心を清めてから聖なる所に入りましょう」という意味があります。   ちなみに、慈眼寺の水は井戸水です。 秩父 […]

山門

今回は、お寺のお参りの仕方というか「こうした方がいいよ」ということをお話しします。   まずは山門です。 これは「山の門」とも「三つの門」とも書きますが、三解脱門(さんげだつもん)というふうにも言われています。 […]

御朱印の意味

] 札所には大体、納札入れ(おさめふだいれ)という箱が置いてあります。 そこに自分のお名前を書いた納札(おさめふだ)を入れておくと、「お参りしたよ」という証になるわけです。   今は納札は紙になっていますけれど […]

お寺の鐘は時計代わり

慈眼寺にも鐘撞堂がありますが、この鐘をなぜ突くのかご存知でしょうか? 昔は時計がありませんから、禅宗のお寺では時刻を知らせるために突いていたのです。   まず朝起きて、時間を知らせるための鐘を突きます。 そして […]

お坊さんの1日

「お坊さんって1日何やってるんですか?」「何時に起きて、何をやって、何を食べてるんですか?」とよく聞かれます。 大本山総持寺や大本山永平寺などでは、全く違う生活をしているのですが、そこから下りてしまいますと、皆さんとほと […]

AIでは再現できないもの

かつて狩猟民族だった時代、私たちは耳や目、匂いのなどの感覚を研ぎ澄まして、ありとあらゆる危険を察知しながら自分たちを守って行動していました。 ところが、どれほどAIが発達しても、狩猟民族時代の人間を復元することはできない […]

エゴを捨てた祈りが大切です

祈りには力があります。 ぜひ多くの人の力や思いを集結して祈りましょう。   人類の知恵は、間違いなく新型コロナウイルスを凌駕(りょうが)がして克服することができます。 しかし、そこにはやはり祈りの力が必要です。 […]

デジタル時代に必要なもの

これから人類は大きく変化します。 それは、もう想像ができないほどの大きな変化です。   今、インターネットで世界中のみんながつながっています。 あなたと私は直接会うことはできないけれども、こうやって語り合うこと […]

心を見つめる時間を作りましょう

私たちは自分の姿かたちのすべてを見ることができません。 ですから、想像してみるわけです。   少し高い場所から自分の後ろ姿を見て 「あ、この人今しゃべっているな」 「あ、この人今息を吸っているな」 「私は今怒っ […]

鏡の中の自分

鏡に映っているのは自分ではありません。 自分が映っていると思っていますが、自分のことではないわけです。 あくまでも「鏡に映った自分」を見ているのです。 しかし、「鏡に映った自分」に向かって、問うことは、できます。 私は、 […]

おい主人公、しっかり目を覚ませ!

これは中国の禅宗のお坊さんのお話なのですが、その方は毎朝、自分に向かって「おい主人公、しっかり目を覚ませ!」と言っていたそうです。 これはつまり、そのお坊さんは自分の中にもう1人の自分を自覚していたということになります。 […]

自己肯定感の功罪

よく「自己肯定感」という言葉を耳にすることがあります。 私も「自己肯定感を持ってポジティブな方が良いんだ」と思っていたのですが、どうもこれは良い面ばかりではないようです。   落ち込んでいる時に、無理やり「ポジ […]

移り変わっていく「経験する自分」

先日、ある方から「気分が優れずに、どうしても落ち込んでしまうのです」という相談がありました。 そこで私は、「もう1人の自分、すこし違うところから見る自分を作りなさい」と言いました。 そして、そのもう1人の目を通して「おま […]

私の中の2人の自分

私たちは自分自身に振り回されます。 自分自身というのは「こうありたい自分」でもあり、「こうあらねばならない自分」でもあります。 私も子どものころは、周りから「お前はお坊さんになるんだ、慈眼寺の住職になるんだ」言われてきま […]

「経験する自己」と「物語る自己」

最近、朝に常楽寺の草むしりをしながら、オーディオブックという、耳で聴く本を聴いております。 ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』、または『21 Lessons』、それ以外にもいろいろと聴いたのです […]

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