秩父札所十三番住職 南泉和尚

お釈迦様は言いました
(ブログ記事一覧)

南泉一文字「心」

心というのはどこにあるのでしょうか。 「心が痛い」と言って頭を押さえる人はいません。 「心が痛い」と言うと、皆さんは胸を押さえます。   心はどこにあるのか、それは私にもまだ分かりません。 もしかしたら、自分を […]

南泉一文字

お坊さんには「号」というものがあります。 私の本名は「幸保(ゆきやす)」、お坊さん読みでは「こうほう」ですけれども、その上に「南泉」という号が付いています。 この「南泉」という文字で思い出した方もいらっしゃるかもしれませ […]

開経偈 懺悔文

お経を唱える際に、最初にお唱えするのが「開経偈(かいきょうげ)」です。 「このお経は、ものすごくたくさんの功徳があるから、このお経を聞くということは、またこのお経を唱えるということは、本当にありがたいことなんだよ」という […]

御朱印の始まり

今回お話しするのは、御朱印のことです。 今は、神社さんやお寺さんがさまざまな形で特別にデザインされた御朱印や御印を作り、お分けしています。 そして、それを求めている方も多くいます。 御朱印をきっかけにお寺巡りや神社さんを […]

正法眼蔵 現成公案って何が書いてあるの?

『現成公案(げんじょうこうあん)』には、「私たちが接している全てのものが仏様の姿であり、それが命題だよ」ということが書かれています。 禅宗では、師匠が課題を出してそれに答えることを「公案」と言います。 そういう問答の質問 […]

正法眼蔵 道心って何が書いてあるの?

『正法眼蔵』は、道元様がお示しいただいた大変長い書物ですけれども、その中に『道心』という巻があります。 道元様が道と言っている時は、真理や真実のことを言う時なのです。 そこには、道心というものをどういうふうに持てばいいの […]

特別御朱印/薬師如来と眞達羅大将

慈眼寺薬師如来の特別御朱印、第3弾は眞達羅大将(しんだらだいしょう)でございます。   12神将というのは、薬師如来のおそばに付いてお守りしている12体の仏様のことです。 そして、12神将にはそれぞれ干支が眷属 […]

【修証義第四章】お経って何が書いてあるの?

『修証義』の第四章の第十八節、「発願利生(ほつがんりしょう)」に「菩提心(ぼだいしん)を発(おこ)すというは、己れ未だ度(わた)らざる前(さき)に一切衆生を度さんと発願(ほつがん)し営むなり、設(たと)い在家にもあれ、設 […]

慈眼寺のお経の本

慈眼寺では、『慈眼寺勤行聖典』というお経本を作って、皆さんと一緒にお経を唱える機会を多く設けております。 これは私の大叔父、私の母親のいとこの方がご住職をしていた時に、「どうだい、ゆきちゃん、一緒に作らないかい?」と声を […]

特別御朱印「薬師様と眞達羅大将」(限定100枚)のお知らせ

慈眼寺特別御朱印第3弾、今回は眞達羅大将(しんだらだいしょう)でございます。 既にご存知の方もいる通り、薬師如来には十二神将という薬師様、または薬師様を信じる方々をお守りくださる12体の仏様がいらっしゃいます。 &nbs […]

戒(かい)と習慣

私はよく「毎日同じ時間に同じことをしましょう」と言っています。 しかし、正直に言うと私も昔は「そんなことはないだろう。毎日違っていなきゃ面白くないじゃん」と思っていたのです。 ところが、これを大きく覆された経験がありまし […]

2022年のアカデミー賞

『ドライブ・マイ・カー』が日本の映画として初めてアカデミー賞の作品賞にノミネートされたということもあって、今回は映画の話をいたします。   秩父には映画館がありません。 私は映画好きなのに、映画館がないのです。 […]

普賢菩薩特別御朱印のご案内

「朝日はささで 夕日かがやく」と詠まれたように、常楽寺には午前中は日が差しません。 これは一年中ずっと変わりません。 しかし、ここから見る西の空に沈む夕日はすごくきれいに見えるわけです。   そして、ここは辰巳 […]

【仏教超入門】仏教ってなんなんだろう?

本当に随分前ですけれども、インドに行った時に「ははあ」と思ったことがありました。 日本のお坊さんは仏様に向かってお経を上げることがほとんどです。 ところが、インドのブッダガヤというお釈迦様が悟りを開いた場所に行くと、たく […]

常楽寺の階段を登ってみた

常楽寺には観音堂から降りる階段があります。 もともとは、この階段から登っていくのが常楽寺の巡礼の道だったと思われます。   今は国道が通ったり、隣に大きな工場があったりしますが、もともと常楽寺は非常に広くて、こ […]

誰もが皆素晴らしい力を持っている

私は、誰もがみんな素晴らしい力を持っているということを高らかに信じています。 これは私の中では結構大切なことなのですが、そのきっかけは、私の父親なのです。   私の父親は、秩父で障害を持った子どもたちの教育を始 […]

春~仏様はいつもどこにでも

深い闇の時間帯になりますと、いろいろな声が聞こえてきます。 この、聞こえているようで聞こえていない声を聞く、これが大事なのです。   観音様が皆さんの名前を「おーい」と呼んでいるのです。 しかし、私たちは耳がふ […]

ゆるす

  人間には表の顔と裏の顔があって、モンスターや野獣のような部分が心や体の奥底にはあるのです。 それを私たちは、知ってか知らずか押し付けているのです。   モンスターはなくなりません。 しかし、モンス […]

本当かどうか分からない旗下山のいわれ

秩父は河岸段丘にあるのですが、駅の方は1つ上に位置しています。 もともと慈眼寺はそちらにあったようです。 そこからちょうど崖のようになっているので、この辺りは「旗の下」というふうに言われているそうです。   あ […]

秩父十三番補陀所

慈眼寺の山門を西武秩父駅の方に進みますと、秩父十三番補陀所(ほだしょ)という碑があります。 これは昭和5年の総開帳を記念して建てたものです。   「『札』と『補陀』にはどういう違いがあるんですか?」という質問を […]

慈眼寺のお地蔵様

観音様と同じぐらい、いや、もっと多くの辻々に立っている仏様がお地蔵様です。 仏様には阿弥陀仏や釈迦牟尼仏、あるいは阿弥陀如来や薬師如来などがあります。 それから菩薩は観音菩薩、勢至菩薩、地蔵菩薩、明王は不動明王、烏枢沙摩 […]

御花畑駅から慈眼寺までは138歩

慈眼寺の最寄り駅は秩父鉄道の御花畑駅です。 この駅舎は、私の子どものころから変わっておりませんが、国の登録文化財になっております。   高校の3年間、私はここから通いました。 駅の踏切の音で目を覚まし、着替えて […]

マザー・テレサ

昔、インドに行ったことがあります。 もちろんインドはどんどん変わってきているので、きっと今のインドとは違うと思います。 私が行ったのは本山から下りて次の次の年ですから、20代の後半、それから30代の後半にも行っております […]

濃厚接触者になって考えたこと

新型コロナウイルスがまた感染拡大しております。 この慈眼寺でも感染した人がおりまして、私も濃厚接触者になりました。 お寺も3日間ほど閉じるというようなことがありました。   そういう状況にならないと気が付かない […]

薬師如来 特別限定 御朱印 12神将シリーズ/招杜羅大将

「こういうことを皆さんにお届けしますよ」という、薬師様の12の大願に合わせて「12神将」というものが定められました。 中国では、そこに十二支と重ね合わせて、12神将が干支ともつながりが深くなりました。 日本でもそれを引き […]

仏教 改めて思ったこと

つくづく「仏教って面白いな」と思っています。   皆さんの生活に生かすことができる、人生を豊かにすることができるのが仏教だなと私は考えています。 仏教を生活の一部に取り入れて、お釈迦様の教えに従った時間を持つと […]

寒い朝の起き方

朝は寒いです。 そうすると、私は皆さんに「毎日同じ時間に同じことをしましょう」ということを言っておりますが、「ああ、起きなくちゃ、どうしよう」と思ってしまいます。   そういった時、私は「よしやめた。今日は今日 […]

伝説の新年太鼓

私は昭和59年に、横浜の鶴見にございます曹洞宗の大本山總持寺に上山をいたしまして、昭和62年にお山を下りました。 これを「送行(そうあん)」と言います。   大本山總持寺にはたくさんの方が修行をしておりますが、 […]

初夢

テレビでオーケストラの指揮者のドキュメンタリーをやっておりました。 それを見て「オーケストラはすごいな。すごい境地にまで達してるな」と心が動いたのでしょう。 その夜に見たのは、「なんでこんな夢を見たの?」というぐらいのお […]

住職が語る新年の目標

「1年の計は元旦にあり」ということで、元旦にいろいろな計画を立て、そして「今年1年このように過ごそう」と考えている方が多いと思います。 私もそうしたことがあります。   さて、365日経って大晦日、「今年1年ど […]

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