やっぱり 監督だ

なでしこジャパン

なでしこジャパン W杯制覇!

感涙でした。

中学生だった頃、熱中したのは、男子バレーボールでした。
ミュンヘンオリンピック準決勝。対戦相手は、ブルガリア。

今まで、数多くのスポーツ中継を見ていますが、この日本対ブルガリア戦、ミュンヘンオリンピック準決勝ほど感動した中継はありませんでした。

テレビの企画でたまにやる、感動の名場面には、必ず上位に入る試合です。

私にとっては、ダントツの1位でした。

そう、

でした。

もしかしたら、今回のなでしこジャパン、ドイツ大会決勝戦は、ミュンヘン大会対ブルガリア戦を凌駕しそうです。

とてつもない感動と勇気をもらいました。涙が止まりませんでした。

前後半90分、延長戦、それぞれにドラマとヒロインがいました。
その上、PK戦にもドラマとヒロイン!

映画を企画しても、ここまでうまくはまりません。もう、たまりません!

今朝の読売新聞の顔欄は、佐々木監督でした。

昨日まで、この監督の名前知りませんでした。
そろほど、目立ちませんでした。
おそらく、これからサッカーファン以外では、忘れられてしまう可能性もあります。

でも、それが素晴らしい。

選手とスタッフの一体化にそれほど注力していたかは、宮間選手がゴールした後、ベンチの選手と抱き合っていたこと、PK戦の前に笑っていたことでよくわかります。

決して選手を追い込んでいないことが分かります。PK戦の前の笑いは、澤選手が
「監督!PKは苦手なので、一番最後の10番目にしてください」
と言ったことが原因だったと報道されています。それに「澤さん、ずるい!」

この状況で、この会話ができる選手掌握術は、超一流の証です。

順々決勝ドイツ戦に向かうバスの車中。
グループリーグ最終戦イングランドに負けただでしこの士気を高めるため、監督はあるビデオを見せた。

それは、いい時の自分たちの様子ではなく、応援メッセージでもなかった。

東日本大震災被災地のビデオでした。

時折目頭を押さえながらビデオを見る選手たち。

何も語る必要はなかった。
すでにやることは分かっていた。
サッカーの話をする必要もなかった。
戦術でも戦略でもない。

サブも含めた全選手、スタッフの士気は一気に上がり、
史上初めてドイツを破ったのです。

選手が目立ち、監督が目立たない。
これ、私の理想の姿です。

いるかいないかわからないトップ
これが、理想の組織です。

なでしこジャパン佐々木監督は、見事にそれを実践していました。

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