素晴らしい力

歩き出す

人は、それぞれ素晴らしい力を持っています。

子どもであっても、大人であっても。

障害があっても、なくても

素晴らしい力を持っています。

 

出っ張ったり、凹んだりしていることがあるけど

本当にすごい力を持っています。

 

自分の経験や常識に当てはめて人を判断したり、評価したりすると

その人の持った力に光をあてることが出来ない場合があります。

 

 

だから、素晴らしい力を持っていると

高らかに信じることが必要なのです。

何となくではありません。高らかにです。

 

 

誰もがみんな、信じ切ったとき

目に見えない大きな力が働き始めます。

人が輝き始めるのです。

 

 

できないと思っていたこともできるようになるんです。

駄目だと思っていたことも、諦めずに突き進んでいくことができるようになるんです。

 

 

なんでもすぐに出来てしまう人もいます。

逆に、なかなか出来るようにならない人もいます。

 

 

でも、何回も何回も繰り返し繰り返し、取り組むことで

いつか必ず出来るようになります。

 

 

人と比べて、出来るようになったことが、凄いのではありません。

その子にとって、その人にとって、どれだけ、できるようになったかが大事なのです。

 

 

 

歩くことが出来ない程、重い障害を持った子を受け入れました。5歳です。

はいはいがやっとです。

 

0.1歳児のお部屋で過ごすことにしました。

 

 

運動会をどうしようと職員は考えました。

彼の精一杯でいい。

彼は、今はいはいをしている。

だから、はいはいで出場しよう。

 

 

0.1歳と一緒に「かけっこ」で彼は、はいはいをしました。

1人、ゆっくり動き始めました。

 

みんな、応援しています。

 

彼は、止まってしまいました。

職員が、園長が、手を差し伸べるか決めあぐねていました。

すると、次の瞬間

 

 

彼は、立ち上がろうとしたんです。

腰を上げようとしたんです。

少なくとも私には、そう見えました。

彼から、立ち上がろうとする意志を感じました。

 

 

何と言うことでしょう!

 

 

彼は、自分の力を精一杯使い切って、はいはいでゴールしました。

 

 

誰もが皆、素晴らしい力を持っている。

そのことを高らかに信じる。

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